「ルパン三世」の漫画版に「最終回」があるのをご存知ですか?
アニメでルパンを見たことがあるという方は多いと思います。

アニメだと、シーズンごとの最終回がありますが、
ルパン三世そのものの最終回はまだありませんよね。

が、原作であるモンキーパンチ先生の描く漫画版はは
最終回と見られる話があります。

漫画版のルパン三世について

ルパン三世


『漫画アクション』1967年8月10日号(創刊号)から1969年5月22日号まで連載。全94話。

ルパンの原作となる第1作目のシリーズ。
私たちがルパンに持っているコミカルなイメージは少なく、
ハードボイルドで、クールなルパンが書かれているシリーズ。

ルパン三世外伝(読み切り作品)

『漫画アクション』昭和45年(1970年)3月26日号掲載。

万博を舞台にした読み切り作品です。

1970年には実際に大阪万博が開催されていたため、
それに合わせた読み切り作品だったことが伺えます。

ルパン三世 新冒険

1971年連載開始。全36話。
前作「ルパン三世」の3年後という設定で、
単行本では話数も引き継ぎ、第95話始まっている。

アニメも始まり、アニメに近いコミカルなタッチ・ストリートなっている。

新ルパン三世

1977年連載開始の新ルパン三世。
全189話+番外編1話(単行本未収録を除く)。
前作の5年後からストーリーは始まっています。

『ルパン三世(第2シリーズ)』も同年に開始。

この「新ルパン三世」の最終話「完結編」
という話が衝撃の最終回を迎えます。

SEXYルパンIII

1984年に開始された、全4話の短期連載。
また、脚本はモンキーパンチ先生では無い。

その名の通り、セクシー路線。

新ルパン三世・女だけの刑ム所(読み切り作品)

『漫画アクション』1985年6月12日号掲載の読み切り作品

ルパン三世・ALIS PLAUDO(読み切り作品)

2006年に発売された、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」連載30周年記念出版「超こち亀」にて
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』×『ルパン三世』両津勘吉VSルパン三世
を掲載。

そのほかにも、未公開作や英語の教本など、モンキーパンチ先生が書いた「ルパン」漫画が
存在するようですが、現在手に入らないものもあり、
コンプリートはなかなか難易度が高そうですね。

ルパン三世の最終回は?

新ルパン三世 最終話「完結編 ENDRESS」とは?

問題の最終回「完結編」は、
新ルパン三世 12巻に収録されています。

銭形にお宝でおびき寄せられ、とある島に集う
ルパンファミリー。

銭形は島のあちこちに爆弾を仕掛けていました。
しかも島丸ごと吹き飛ばすレベルの爆弾を!

いつものルパン達なら、それぞれの知識と力で
銭形から逃げおおせるものですが最終回は違います。

ルパン達は脱出を諦めたまま、島から出られなくなってしまいます。

各々死を覚悟するルパンファミリー。

膝を抱えて、公開を述べる不二子。

そして1人、島を離れて船上から銭形が爆弾のスイッチを押し、
ルパンファミリーは島共々吹き飛んでしまうのでした。

終わり。

え!え!ルパン!!!

いつものルパンなら、島を眺める銭形の前に
飄々と現れますが・・・現れません!!

まさかのファミリー全滅ENDなのです。

新ルパン三世 最終話「完結編 ENDRESS」は正史なのか???

衝撃の最終回を迎えたルパン三世。

巻末のおまけ漫画では、
ルパンを描くことにうんざりしてしまった
とコメントがあります。

「むしゃくしゃしてたからやった。」

そういうことですかね。

新ルパン三世 最終話「完結編 ENDRESS」は
ルパンの原作の長期連載では最後の話になります。

その後読み切りなどもありますが、ルパン作品自体が
時系列が前後することもあるので、その後も生存していた
という証拠にはなりませんね・・・

ですが、巻末の先生のコメントから
長期連載で疲れた先生によるブラックジョーク
と取れる気もします。

ルパンを殺さずに捕まえることをポリシーとしていた
銭形警部が一味を丸ごと爆発してしまうという
エピソードには違和感を感じつつ、先生の心情が伺えますw

タイトルも
「完結編 ENDRESS」
と謎にENDRESSとついているので
「終わらない」とも取れます。

が、逆に「死をもって永遠」
のようにも取れますね。

ルパン自体、設定があやふやになることがあるので、
「こういう終わりもありかもね」という感じで私は受けとめています。